平成26年度すべてのレッスンが終了しました。
会員の皆様におかれましては1年間誠にありがとうございました。
体育教室の中で指導員やお友達と関わりながら様々な事を経験し、心身共にひと回りもふた回りも成長してくれたかと思います(^^)
さて、以前ある甲子園常連校の野球部監督を長年務められた先生からこんなお話を聞かせていただきました。
スポーツなど一つの事を継続して行うには4つの要素が必要不可欠です。
ひとつめは「たのしいという気持ち」、ふたつめは「努力する気持ち」、みっつめは「習得という経験」、よっつめは「結果という経験」
この4つの要素が「たのしい→努力→習得→結果→たのしい→努力→習得→結果→たのしい→努力・・・」の順番でぐるぐる回ることで継続へとつながります。
しかし、新しく何かをスタートし長く続ける為には、このぐるぐる回っている4つの要素のうち、ある1か所からしか入り込めません。
その入り口というのは・・・。
「たのしい」という入口です。
お父さんお母さんがやっているスポーツを一緒にやってみたら楽しかった!やりたい!
友達に誘われてやってみたら楽しかった!やりたい!
スポーツを見に行ったら楽しそうだった!やりたい!
「たのしかったから、たのしそうだから、やってみたい!」という気持ちからスタートし、再びたのしいという気持ちへ戻ることが継続へとつながる!
というお話です。
長年、指導をしていると、どうしても習得や結果に指導のウエイトをおいてしまいます。
しかしスタートと継続には「たのしい」という気持ちが絶対条件であり、たのしい気持ちでスタートさせたら、辛い思いをしても、悔しい思いをしても、たのしいに必ず戻れるように励まし導ける事が、我々指導員によりいっそう求められるスキルだと思います。
平成27年度も体育指導を通じて子ども達の成長に少しでもお役にたてれるように、成長のきっかけになれるよう、たのしい→努力→習得→結果→たのしい、というスパイラルに導けるようスタッフ一同努めてまいります。
宜しくお願いいたします!